ヨゼフロス?
NHKの連続ドラマから始まったのかは定かではありませんが、「~ロス」という言葉が最近よく使われるようになりました。4月も10日が過ぎ、新学期の行事も一段落です。3月に卒業して大学などに進学した54回生が、何人も顔を出してくれました。「ヨゼフに帰りたい」「友達に会いたい」「今までどれだけ大切にされていたか実感」「ヨゼフロス!」「校長先生、トンスラーラ(昔の修道士が頭の上部を剃った習慣。聖フランシスコ等)が通じないんだよ」 はい、通じるわけがありません。新たな場で頑張りなさい。と冷たく突き放しても、やはり卒業生はかわいいですね。こんなこと言っていても、あと数週間もすると、学校を訪ねる卒業生も少なくなってきます。それは新しい生活に慣れて忙しくなってくるからでしょう。それぞれに自ら選んだ進路です。聖ヨゼフ学園のことは、時々思い出して懐かしくなるくらいが、ちょうど良いのかもしれません。頑張れ、卒業生。
2016年4月13日 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
談笑する卒業生と恩師! 卒業生の「ヨゼフロス」対策?オメダイ!