聖ヨゼフの日
教会暦では、本日3月19日は聖ヨゼフの祭日です。聖母マリアの夫であり、救い主イエス・キリストの養父とされています。全世界の教会の保護者としても、また、聖家族の保護者としても、多くの人から愛されています。ところで、許嫁のマリアが、聖霊によって身ごもったと知らされた時、聖ヨゼフの驚きはどれ程だったでしょうか。彼は、それらすべての困難を広い心で受け入れ、マリア様を守り、幼子イエスを愛し育てた聖人です。聖書にもあまり多くは記されていませんが、イエスが宣教生活に入る30歳になる前亡くなっていたであろうと言われています。寡黙で優しく、実直で穏やかなイメージを持っているのは私だけではないと思います。
私たちはカトリックの洗礼を受ける時に、洗礼名(クリスチャンネームと言う人もいます)をつけます。私は、霊的な父(代父)の洗礼名から、幸いにも聖ヨゼフの洗礼名をいただきました。これも何かの縁でしょうか。また、学園のことを思い、いつもお祈りして下さっている理事長・学園長の平松達美神父様も聖ヨゼフです。神父様と共に、聖ヨゼフが家族を守ったように、学園のために頑張っていこうと、今日改めて聖ヨゼフの取次ぎを願って祈ります。
2016年3月19日 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
1階ストリートの聖ヨゼフ 学校創立の頃にアメリカの修道院から贈られたものです。