校内巡礼4 喜びがいっぱい
前回に続いて、学園の中心となる聖堂を訪問します。聖堂入口には「IMPLETE GAUDIUM MEUM」とラテン語の一文が掲げられています。「わたしの喜びを満たしてください」という意味です。おそらく、フィリピの信徒への手紙2章2節からの引用だと思われます。これは「心を合わせ、思いを一つにして」ということばに続く一文ですから、私たちも聖堂に入る時はそのような気持ちで入るように心がけねばなりません。聖堂の中には、建設当時在籍した、児童や生徒の喜びがいっぱい残っています。たとえば、聖堂の壁には子供たちが自由に描いた玉石が埋め込まれています。神様を賛美するものを自由に思い浮べて描いたそうです。一つひとつに、いろんな思いが詰まっているのですね。また、聖堂の前を通る時は、必ず立ち止まり、丁寧にお辞儀をする習慣が守られているのも嬉しいです。
2016年3月10日 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
通り過ぎる時は、ここで静かに一礼します。
聖堂の壁一面に玉石が埋め込まれています。近づくとこんな感じです。
多くは、こんな感じで、教会や天使、花の絵が多いですね。
こんなのも見つけました。意外と目立つところにあります。これぞエキュメニズム。