常に若者と共に
昨日、2月29日、高松教区名誉司教の溝部脩(おさむ)司教様がお亡くなりになりました。溝部司教様は日本カトリック教育委員会の委員長として、また、サレジオ学園等を経営するサレジオ会の管区長として活躍されました。仙台教区長として2000年~2004年、高松教区長として2004年~2011年、その重責を全うされました。司教様は、常に若者と共にあり、各赴任先でいくつもの勉強会を立ち上げ、未来を担う若者の育成にご尽力されました。日本各地で、カトリック学校の教職に就きたいと望む若者を導き、多くの方がその志を受け継いで教育者として励んでいます。高松教区長を引退された後は、京都の西陣に「望洋庵」という小さな庵を構え、若者だけでなく多くの人々と共にこれからのカトリック教会の、一つのあり方を示され、活動されていました。溝部司教様のご冥福をお祈りいたします。溝部司教様、本当にありがとうございました。
2016年3月1日 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
いつも優しく、楽しそうに若者に語り掛けるお姿が印象的でした。