キリスト教一致祈祷週間
キリスト教にはカトリック教会と多くのプロテスタント教会があります。2000年を超える歴史の中で、様々な理由から分かれてしまいました。同じ神を信じ、イエス・キリストの教えを大切にしながらも、違った道を歩む教会を憂い、今から100年以上前に教会の再一致を求めて活動した修道者がいました。聖公会の牧師でありながら、アシジの聖フランシスコに強いあこがれを持っていたポールワトソンです。彼はキリスト教の再一致を求めて新たな修道会を設立しました。アトンメントのフランシスコ会です。アトンメント(和解と一致)の精神のもと、当時の聖ペトロの祝日(1月18日)と聖パウロの祝日(1月25日)を結ぶ8日間を「キリスト教一致祈祷週間」と定め、お互いの理解と再一致を求めて祈りをささげました。この運動は瞬く間に全世界に広がり、現在では多くの国々で再一致のための大切な期間とされています。聖ヨゼフ学園は今から62年前、アトンメントのフランシスコ会によって設立されました。ちなみに、今日、出勤の時車のキーを回したら、ナビが「今日はライバルが手を結ぶ日です」。え~。日本のナビにもエキュメニズムの影響かと喜んでいましたら、「坂本龍馬の仲介により、京都で薩長同盟が結ばれた日です」・・・! 1月21日
キリスト教一致と愛の使徒 ポール・ワトソン神父さま